正光寺の歴史 2021.06.05 2020.07.02 京都の南、京田辺きょうたなべの地に佇む正光寺しょうこうじは、親鸞聖人しんらんしょうにん(1173~1263)によって開かれた、浄土真宗本願寺派じょうどしんしゅうほんがんじは(西本願寺にしほんがんじ)のお寺です。その歴史は、火災による古文書の消失のため、今となっては知る術もありません。ただ、行政資料には、「永正えいしょう元年(1504年)9月28日、正光寺をひらく」と記載されていることから、少なくとも500年以上にわたり、この地に存在していたことが分かります。仏さまの教えをよりどころとし、仏事を営みつつ、多くの人々の人生と共に歩んできたであろうことが窺われます。